オリンピックをやりたがっているのは誰なのか

外国記者は、IOCと日本政府とプレーしたい選手たち、とした。 ここに日本国民は登場しない。 これには皮肉が込められているのだろうか。 外国という立場でやめろとは言えないのだろう。 だが批判的に見ていることはわかる。 記者だけでなく、 アメリカ大統領もコロナの先行きが気になるというコメントだった。 菅総理の発信とは若干異なる。 日米会談が日本時間17日(土)未明に行われた。 その後の共同記者会見で、 ロイター通信の記者から、オリンピック開催について質問されたが、 菅首相はその質問をスルーした。 日本ではなじみの光景だが外国では通用しない。 東洋の野蛮な国と映ったにちがいない。 質問というのは「公衆衛生の観点から、 日本は準備ができていないと指摘されるのにオリンピック開催を進めるのは無責任ではないか」 というものであった。 菅総理はオリンピックについて、バイデン大統領から支持を得たとしているが、 これについても色よい返事がもらえなかったというのが事実のようだ。 前述のAP通信のコラムで、 オリンピックをやりたがっている人たちの中に、新聞やテレビを加えねばならない。 また、選手たちがやりたがっているということについては疑問がある。 オリンピックは日本のガンになっている。 世界的に見て、日本のオリンピックは歓迎される状況にない。 この時期にオリンピックか、とあきれられていることだろう。 世界中から人を集めてなにをやろうというのか。 外国記者は形だけのオリンピックになるといっていたが、 そんななまぬるいことでは済まない。 ファイザーCEOとの電話も繋がらなかったらしい。

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