因習
外発的。 これは福沢のことばだったように思う。 日本は輸入で覚醒した国であった。 文字が輸入された。 皇室制度が輸入された。 鎖国が解禁された。 日本には自発性がないようだ。 外からの圧力で変革する。 男系女系の問題はどうであろう。 自ら変える力はない。 まさに保守である。 保守は悪くはない。 だが、変革の芽は育つ。 抗いきれない瞬間がある。 国会全体が保守にかたまっている。 ブチャケ男と女は違う。 女性天皇になれば男性天皇とは違った振る舞いが出てくる。 だがそれは、女性を尊重するという代名詞でもある。 SFでは遠い将来、男と女が戦争するという物語があった。 まだそこまでの時代にはなっていないが、 女性に解放されるべきものが徐々に増えている。 職場もそうではないか。 女性に生まれるのは天の定めである。 地の定めは平面社会ではなかろうか。 男だから駄目だ女だから駄目だ。 これをクリアして社会は希望をもてるのではないか。 愛子嬢の心中はいかばかりであろう。 静謐な環境といっても暗闇の中で決めるわけにいかない。 むしろ、それぞれに論陣をはったらいい。 それこそ、大人の論陣を見せてほしい。 いつまでも外発国家ではいられないであろう。