自己賛美からぬけだせない

 どうしてここまで自尊心が強くなってしまったのだろう。

先の大戦の敗北がトラウマニになっているのだろう。

明治維新を考えてみよう。

勤王佐幕。

尊王攘夷。

日本で唯一の革命であったかもしれない。

高い志があったわけではない。

なぜ日本の外れから起こったか。

天皇が旗印になった。

西洋文明が機動力であった。

民本が基本になった。

だが実態は倒幕だけであったのかもしれない。

新文明の導入。

これに終始した。

江戸から明治。

文豪も輩出した。

文体も変わった。

現代文とは違うが格調のあるものであった。

自由の雰囲気があったのだろう。

第二の明治維新は起きるのだろうか。

日本の意識過剰はどの辺りから起こったのだろう。

負け惜しみ。

これが発信源のようにおもう。

日本国憲法は日本の自尊心を傷つけた。

ここから意識過剰は始まった。

さすがに欧米には対抗できず、アジア近隣に絞られた。

日本が今でもフィリピンにバカにされているのを知る人は少ない。

日本は敗戦国という重荷を背負っている。

その裏返しとしての自尊心なのだ。

自尊心は日本の重荷となっている。

日本人が優秀などと誰にも証明できない。

まずはここから始めなければならない。



















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