報道の怠慢が今回の事態を招いた

テレビ局はオリンピックのスポンサーになっている。 そして今、開催やむなしに傾いている。 放送局としては開催を打ち出さないと番組編成ができない。 モーニングショーで、 中止はないと打ち出したのは2週間ぐらい前であったろうか。 当時いぶかしく思ったものだ。 今思えが番組編成のためだったのだろう。 オリンピックの協賛は通常なら自然なことであったろう。 どこかでスポンサーを降りるべきであった。 協賛しながら中止を叫ぶことはできないからだ。 日本の政治とくれば、民主主義などどこかにすっ飛んでしまった。 最後は民意が示されなければならないが、秋までのおあづけである。 天皇は退位さえ考えて、宮内庁長官を通じてその意を示された。 オリンピック問題は日本にとって死活のテーマであったのだ。 日本国内の問題が、民間組織に左右されることなどあってはならない。 屁理屈で塗り固められた開催強行であった。 報道が手を引いたら国民は耳なしになる。 経済基盤を固め、政治からの独立を目指してほしい。

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