感染対策とワクチン

コロナパンデミックとオリンピックは両立しないと考えるべきである。 感染対策とかワクチンとかいう問題ではないのである。 言葉がむなしく聞こえるのは、ここのところに踏み込んでいないからである。 モーニングショーの玉川氏はしょうがないのかな、と発言していた。 とんでもないことである。 G７ではっきりと支持が表明されるならそれは決まりだろう。 だがそれは、G7の判断が間違ったということだと思う。 オリンピックは世界大会である。 世界の状況が勘案されるべきである。 コロナ対策としてはワクチンを世界中に広めるというのがG7の役目だろう。 世界はオリンピックをやる環境にない。 パンデミック下のオリンピックには反対である。 このような表明をする国はないのだろうか。 100以上もある国の中から、こおいう国は出てこないのだろうか。 コロナは片手間の問題ではないだろう。 むしろ、コロナが世界を一つにしてくれるのである。 そのタイミングを失いかけている。 スポーツは政治ではない。 スポーツは文化である。 政治家は政治を語るべきである。 政治が文化に肩入れをするとき、政治は真の目的を果たしていない。 政治はロマンチックではないのである。 多くの場合、スポーツから遠い人たちほどスポーツを語る。