市民格差

高級労務者と底辺労働者。 正規と非正規。 小泉、竹中路線が派遣会社を設立した。 現在、竹中は派遣会社の顧問に納まっている。 派遣社員は流動が可能である。 これが動機であった。 正社員をなくしたことで企業は潤った。 派遣社員は次第に増加した。 今では誰も不思議に思わない。 派遣制度が高級労務者と底辺労働者を生んだ。 派遣は貧しさの代名詞となりつつある。 この差は学力で決まる。 勉強する者しない者。 富の多小が決定する。 労働に対する対価が不公平になった。 問題はこれを問題にしないことにあった。 肝心の野党は高級労働者の側にあった。 低級労働者の味方はいない。 近頃では、共産党さえ底辺労働者に見切りをつけている。 かれらを救う道はないのか。 かれらは自覚しない。 立ち上がる気力はない。

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