総理大臣

国民の手を離れた総理大臣。 総理大臣の選出は自民党の総裁選で決まる。 ほぼ、満場一致で選出された。 総理にふさわしいとかいうものでなく力学的に選出された。 力量に不足があることは既成の事実であった。 総理の座は勝ち取るものだろう。 力のあるものが総理の座を勝ち取る。 菅総理の場合はちがった。 見回したところお前しかいないよ、ということで決まった。 ありがとうございます、ということで総理になった。 もともと自民党は形骸化していた。 議員はその職に留まることが最大の目的であった。 国民はそれを見破ることができなかった。 あるいは惰眠をむさぼった。 国民に政治を変えようという意識が希薄だった。 あれほど問題のあった安倍前総理を長逗留させた。 それが今日の菅総理につながっている。 やはり、問題は国民の側にある。 無能な総理を頂く国民は不幸である。 官僚の中では謀反が起きている。 その目的は政府主導の人事管理の撤廃である。 官僚は持てる力を総動員してこれに向かってくる。 いずれにしろ、国民が政治に無関心であってはならない。