オリンピック続行

東京都は感染が拡大してもオリンピックは続行という見解を出した。 つまりどれだけ感染が拡大しようが、オリンピックとは関係ないということなのだろう。 ここに、論理的合理性はあるのだろうか。 4000人になっても5000人になってもオリンピックはつづけるのか。 無関係などありえない。 東京を守るのが知事の職務だろう。 職務不履行は辞任しかない。 オリンピックは国家の行事でもある。 国家はオリンピックに盲目的に前向きである。 これはテコでも動かないようだ。 国民の中には、 始まってしまったのだから仕方がないというあきらめムードもあるようだ。 東京の感染は拡大のただ中にある。 頼みの綱はワクチンだという。 ワクチン依存は完全に感染対策の失敗である。 いずれその責任は問われるだろう。 IOCも無責任である。 コロナ禍のオリンピックなどありえない。 参加する国際諸国も自己判断を失っている。 オリンピックをめぐる自己判断の問題は人類の隘路となっている。 日本国民はというとドッチラケである。 一部プロパよろしく喧伝されてはいるが。 北朝鮮が不参加を表明したことは正解であった。 アメリカは反乱を起こした。 いかにもアメリカらしい。 本領発揮というところだ。 しばられない、自由な発想。 そこに力が加わっている。 追随する国家も出てくるだろう。 混乱は想定済みのオリンピック。 長い2週間になりそうである。