森発言
どんなことがあってもオリンピックはやるんだ。
森さんのこの言葉にはどんな意味があるんだろう。
単に気構えを言ったのではないだろう。
どんなことがあってもオリンピックができる、とも思ってないだろう。
要するに、ことさらに騒ぐほどのことではないのである。
森さんはオリンピックの精神、と口にされた。
評論家たちの言ってこなかったことだ。
オリンピックの精神。
ここがポイントである。
スポーツ界には世界選手権がある。
なぜにオリンピックをするのか。
精神が重要であるから。
オリンピックの目的は開催だけでなく中止にもある。
東京は中止を決断したオリンピックにもなる。
オリンピックとはそおいうものだろう。
8年間の間隔を経てパリで行うのもいいだろう。
オリンピックの価値はそおいうところにある。
オリンピックに出られない選手は山ほどいる。
出られないことがオリンピックでもあるのだろう。
オリンピックの開催が奇跡であれば中止も奇跡なのである。
一連の流れがオリンピックなのである。
森さんは強い決意を述べられた。
オリンピックの価値を十分に理解した上でのものであろう。
オリンピックが中止になれば、そのおもいは一層強いものであろう。
オリンピックに対するおもいは、森さん中で誰よもつよい。
その分、中止に対するおもいも深いものがある。
これもオリンピックなのだろう。
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