右傾化


右傾化が強まっている。
北朝鮮の問題やトランプ大統領の言動など、ままにならない日本の現状がある。
中国の台頭も今では現実のものである。
外交の失敗は日本の孤立という副作用をもたらした。
日本はかんばしくない状態にある。
こうした現状が憲法9条改定の議論につながっている。
だが、政治の失敗は9条のせいではない。
政治は憲法と真逆のことを行っている。
憲法が借り物だとする議論は今でもある。
憲法を容認するかどうかは国民投票で決めたらどうか。
この憲法は俗に平和憲法と称されるが、一面、中堅国家憲法としての性格をもっている。
大国主義はやめよう。
その意志が込められているように思う。
大国になりたい。
そう思っている国民は少ないだろう。
「世界の中で名誉ある地位を占める」とはそおいうことではないのか。
日本が大国である必要はない。
今日、スポーツの世界では勝つこと至上主義がまかりとおっている。
スポーツとは何か。
この問いを発するものは皆無である。
競争社会には疲れ果てた。
というより、それは意味のない競争である。
一人のプロ野球選手をつくるために何人が犠牲となればいいのか。
一人の東大生をつくるために何人が犠牲となればいいのか。
勝利至上主義はまさにこうしたことなのだ。
教育がゆがめられ、スポーツがゆがめられている。
その風潮をあおっているのはまさに政治そのものである。
国民主導の国家論が巻き起こらねばならない。
真の民主主義は国民の中から起こる。


































































コメント

人気の投稿