黒川事件に想う

黒川事件はなぜ発覚したのか。 また、発覚しないと思っていたのか。 あるいは、発覚させたのか。 出世の階段を駆け上ってきた。 一方は、安倍政権。 黒川さんは安倍の犠牲になったのだろう。 よく、検察は総理大臣を起訴することができる、 とこともなげに語られる。 政治家起訴の防波堤は指揮権である。 よく、田中総理のことが引き合いに出される。 検察が政治に対して強いとは思えない。 政治家は国民の代表である。 国民を起訴することにもなる。 国民を逮捕することにもなる。 検察は選んでいない。 選挙の洗礼を受けていない。 韓国で検察改革が話題になった。 同じ問題は日本にもあるのだろう。 政治が検察を操るのか。 検察が政治を操るのか。 政治家はいつも選挙という弱みを持っている。 検察の弱みは何か。 もし、官僚機構で守られているなら 検事総長も国民審査の対象としてはどうか。 つまり、検察も国民の監視下に置くべきではないか。 ずばぬけて優秀な人材。 これは、有効であると同時に危険でもある。 検察の長期拘留に誰も文句が言えない。 逮捕状もほぼ自動的に出されるのではないか。 新聞記者は民間である。 記事でしか対抗できない。 近頃はスクープは週刊誌を使うらしい。 有名人は怖いだろう。 今回の黒川事件は相当に難しい。 黒川氏のことより安倍政権の追及に精力を使うべきだろう。 公務員改革は仕切り直しで内容を詰めるべきだろう。

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